AOYAMA SPORT & HEALTH INNOVATION PROJECT

青山学院大学
スポーツ健康イノベーション
プロジェクト

スポーツで健康な社会づくりに貢献しよう!

データ分析に基づく課題解決能力とコミュニケーション能力を特徴とする「青山スポーツ」が、スポーツと健康に関わる様々な社会課題のソリューションと人材の提供を開始します。

 青山学院大学では、150周年の2024年に向けたビジョン「AOYAMA VISION」を策定し、社会に貢献する「サーバント・リーダー」育成のため実現性の高い10のアクションプランを提示しています。

 スポーツ・健康イノベーション・プロジェクトは、「AOYAMA VISION」のアクションの一つであり、「スポーツキャリアを活かし今後の社会に貢献する人材を育成する研究・教育プログラムの開発」の理念に基づいたスポーツ健康分野の研究開発イノベーション・プロジェクトです。

 本プロジェクトは、学内スポーツ振興と地域・社会連携を推進し、青山学院のオリジナリティ豊かな教育・研究プログラムを持続的に開発・発展・運用することでスポーツを通じ社会に貢献する人材の育成とソリューションの提供を実践していきます。

 本学で実施する「青山スポーツ」に基づくオリジナル教育では、データ分析によって得られるエビデンスに基づく科学的スポーツの普及・実践による社会への寄与を一つの特色としています。それを促進する人材、ソリューションを創出していくためには研究が必要です。また、スポーツを通じた健康―ウェルビーイングは地域社会共通の課題であり、その評価は地域で実施することによってなされるものです。これらの教育・研究を地域・社会連携によって行い、その結果が地域・社会貢献となることを目指しています。

プロジェクト全体像

目的とACTION

目的

「スポーツ・健康」に関わる社会課題のソリューションと人材の提供を目的としています。

特徴

データ分析によるエビデンスとコミュニケーションを重視する青山スポーツの知見を基に、さまざまな組織・団体と連携することにより「スポーツ健康」に関する社会課題のソリューションと人材の提供を行います。

ACTION 1【教育】

  • 学内のスポーツキャリアプログラムの実施
  • 社会人向け履修証明プログラムの実施
  • その他出張教育プログラムの実施

ACTION 2【研究】

  • 他大学、企業との上記に関わる研究開発、体育会学生、同窓生の集団コホートデータベースを用いた研究等

ACTION 3【地域社会連携】

  • 「青トレコンディショニング」「青山ボディメイクヨガ」等の地域住民の健康増進支援
  • スポーツ離れ抑制等に関わるイベントの開催とコンサルテーション

対象者別メリット

学生:単位取得支援、卒後キャリアの向上/拡大
OB:青山学院の新たなブランド開発への寄与、誇りの醸成
地域住民:信頼のおける低コストのイベントへの参加機会、アカデミアとの繋がり、施設活用、誇りの醸成
一般の社会人:信頼のおける低コストのイベントへの参加機会、施設活用
企業:連携事業開発、人材リクルーティング
地方自治体・行政:ソリューション提供依頼、地域住民サービス、施設活用

組織構成と学内組織との関係

 この取り組みでは、スポーツ健康分野の一元的な組織やルールのもとで、学内各部局、スポーツ支援課、スタンダード教育機構や各学部、体育会、体育会OB連合会等と幅広く連携し、各種資源を有効活用することで本構想の推進を図ります。

主な行動目標と学外組織との関係

 スポーツ健康分野の教育・研究開発においても、産学官地域連携をより効果的に行い、スポーツの価値を高めるとともに、社会のさまざまな課題に対するソリューションやそれに関わる人材が本学から発信されることが期待されます。

プロジェクト

 スポーツ健康イノベーション構想では、本構想の推進委員会及び事務局を設置、その下に4つのプロジェクトを構成して、教育・研究プログラムの継続発展を計画しています。

教育コンテンツ開発プロジェクト

 現在進めている教育プログラムの運営とその発展を目指したプロジェクトです。正規科目として実施している科目の運用に加えて、恒常的な運用に寄与する教材開発や学部専門科目との読み替え化によってより多くの学生に寄与するカリキュラムへの発展を図ります。

体制整備プロジェクト

 学内の一元化組織を設置するための基盤整備を行います。青山スポーツ全般の対外窓口・対外契約のあり方、知的財産としてのスポーツ資産の取り扱いについても実態調査を行い、望ましい組織のあり方について計画立案を行います。

研究開発プロジェクト

 教育・研究プログラム開発において実験的に実施してきた内容(コンディショニング方法、トレーニング教育、チームマネジメント開発)をモデル研究事業として位置づけ、それを具体化していく作業を行います。また、理工学部をはじめとした学内および学外の研究グループとの連携を図る取り組みを進めます。

地域・社会連携プロジェクト

 青山スポーツ全般が学外に情報発信できる体制をつくります。現在、スポーツ支援課との連携により相模原地区、渋谷地区での市民を対象としたスポーツ教室を実施しており、相模原においては市との共同によるイベント企画を進めることを計画しています。